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大阪のおすすめ就労移行支援事業所
この記事では就労移行支援事業所のサービスを利用できる期間は一体どのくらいなのか?
定められている期間内で就職できなかった場合どうすればいいのか?など…
これから、就労移行支援事業所の利用を検討している方
現在利用中の方、一度利用した事がある方に向けて
「就労移行支援の原則利用期間」
「就労移行支援の利用期間を延長」
「就労移行支援の再利用期間」
の、三つに言及して解説していきたいと思いますので、是非最後までご覧くださいませ。
この記事がおすすめな人
- 就労移行支援の利用期間を知りたい
- 現在利用しているが期間内での就職が難しい
- 過去に一度利用した事があるがもう一度利用したい
就労移行支援支援の利用期間はどのくらい?
就労移行支援のサービスを利用できる期間は原則2年間です。
就労移行支援事業所の利用においては、利用期間である2年間(24ヶ月)の間に、体調面・精神面を整えて、訓練を受けて就職を目指し活動を行います。
ですから、そもそも体調や症状が安定しない就職を行うにはまだまだ課題が山積みであるという方の利用は注意亜が必要です。
利用期間内は何度も利用可能?
2年の間は何度でも再利用可能です。
但:自治体による判断である為、一つの就労移行支援事業所しか利用できないケースも御座います!
※必ずお住まいの市区町村の障害福祉窓口まで確認をしましょう。
一度就職をして、すぐに辞めてしまったとしても、利用期間が合計で2年間を超えていなければ、再利用できます。
初めて就労移行支援のサービスを利用して、1年間利用して就職できたとしましょう。
なので、利用する際は合計で2年間しか利用できないので考慮して利用しましょう。
就労移行支援を利用出来るのはどんな人?【利用対象者】
- 一般企業での就労を希望される方
- 身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病などの障害をお持ちの方
- 18歳以上で満65歳未満の方
- 現在就労をしていない方(※アルバイトなど一部認められる場合も)
上記のすべての条件を満たす方が主に就労移行支援事業所の利用対象者となります。
また、就労移行支援は障害者手帳(精神障害者保険福祉手帳)がなくても医師の診断書などがあれば利用可能です。
就労移行支援には利用料がかかる?
就労移行支援事業所のサービスを利用する際には前年度の所得に応じて利用料が発生します。
利用料には上限額がございます。
なので毎月同じ金額を支払っていれば、一回利用するといくら支払うというわけではなく、1カ月に何度通っても上限額を支払えば大丈夫です。
実際の利用額につきましては、以下の通りです。
利用者負担額表
区分 | 世帯収入の状況 | 負担上限月額 |
---|---|---|
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満) ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます(注3)。 |
9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
詳細については、参考:厚生労働省(利用者負担額)をご覧ください。
上記でご紹介している中で「生活保護受給世帯」と「市町村民税非課税世帯」は0円で通えるの?
と思う方もいらっしゃるかと思います。
サービスを利用するにあたり金銭面で必要になってくるのが
交通費や昼食費です。
就労移行事業所に通所するためには交通機関を利用することになりますので
通所するたびに交通費は必須になってきます。
昼食費も同様で毎日必要になってくる大きな出費です。
利用をしているときは収入が無いので家族や両親へ相談して交通費をサポートしてもらえるよう相談しないといけません。
金銭面ではどうしても厳しいという方もいらっしゃると思います。
しかし、就職をするためには必ずしも、出費は出てくるものです。
交通費や昼食費などを負担してくれる事業所をもっと詳しく知りたいという方は
最新版【大阪で交通費の支援・助成のある就労移行支援事業所3選】の記事で詳しく解説しておりますので是非お読みください。
利用期間の延長を申請する!
延長期間としましては最大1年間になります。
しかし、誰しもが期間を延長できるわけではありません。
利用期間の延長はどうすればできるの?
利用期間の延長を申請する方法は自治体にもよって少し変わってくるのですが、
個人で申請を行わずに通所している事業所の支援員に相談しましょう。
支援員であれば申請方法も知っていますので、スムーズに申請を行うことができます。
延長申請方法の流れ
一般的な申請方法の流れを簡単にまとめます。
※申請書の作成は事業所の支援員が作成してくれます。
提出後、自治体にて審査を行いますので審査待ちとなります。
自治体にて、審査が認められれば支給決定が行われます。
このような流れで延長の申請が行われます。
このように、必ずしも認められる訳ではなく自治体により「延長が認められやすい」地域なども御座います。
また、コロナの流行などの環境要因により、就労移行支援の延長が認められやすい期間があったりと様々なケースが御座います
わからないことや前もって延長が必要だとわかった際には早めに支援員に相談しましょう。
利用期間を延長できるかどうかのポイントは?
まず初めに、誰しもが同じ状況であったとしても期間の延長が認められるとは限りません。
結局のところは自治体や市区町村による判断でその可否が決まる訳です。
ただし、審査によりが認められる条件と知って必須のものが御座いますのでそれは、しっかりと就職活動を行なっているか?となります。
具体的な基準が設けられている訳ではありませんが、その一端として以下のような事が挙げられます。
- 延長することで就職できる可能性が高い
- お住まいの自治体の延長申請が通りやすい
- 環境によるアクシデントから利用制限があった
- 通っている就労移行支援職員が延長申請になれている
といった、ものが挙げられます。
延長によって就職の可能性が高い方は通りやすい
必ず就職活動をしているかではなく、就職を目指して行動しているかどうかになります。
就職に向けて訓練をしている方と、事業所に就職活動も何もせずただ通所をしているだけの方は延長できる可能性が大きく違います。
就職活動をしているが、面接で落ちてしまったり、スキルが足りなくて就職できなかったりと、色んな理由で就職ができない方でも、
自治体により延長が認められやすい
具体的にどこの地域といったものではありませんが、担当や市区町村によっては比較的認められやすいといったケースも御座います。
そもそも、延長を想定して就労移行支援を利用する訳ではありませんし尚且つお住まいの自治体によって様々なので
どうにかなる事でもありません。あくまで参考までにそのようなケースもあると言った意味で解釈くださいませ
環境によるアクシデントによってそもそも延長が認められやすい。
こちらも特殊なケースではありますが、はっきりと言える事はコロナ禍に突入し「緊急事態宣言による外出制限」など
環境によって仕方なく、通所や就活ができないと言った場合は非常に延長が認められやすい傾向があります。
こちらは、環境だけでなく家庭の事情により通所がどうしても制限されてしまったと言ったケースや
就職求人がそもそも少ないなど、様々な要因が噛み合うことで曖昧な表現ですが、正当な理由で通所に制限があって本来ならその時期に通所していれば就職できた!
などと認められれば、比較的スムーズに延長が認められます。
就労移行支援員が延長申請になれている
こちらは、必ずしも良いとは言えない方法ですがあくまで参考として挙げておきますと
利用期間の延長申請を行う際の就労移行支援員のアドバイスや交渉などによっては認められやすさが変わるケースもあるようです。
もちろん、就職目処が立たないのであれば無理を通して延長を行うのは得策ではありませんが
「どうしても延長をしたいが認められなさそう」という方にとっては、延長が認められる可能性があるというだけでも希望となりますから是非参考になればと思います。
さらに就労移行移行支援の利用期間延長に関してもっと詳しく知りたい方は
就労移行支援は延長できる?でも詳しく解説しておりますので是非ご覧ください。
期間の延長ができなかった場合は?
延長の申請をしたが審査で落ちてしまった場合は就労継続支援の利用を勧められます。
就労移行支援でのサービスだけでは就職が難しいと判断した場合は就労継続支援へ移行される方も多くいらっしゃいます。
働きながら訓練を行う、就労継続支援事業所の利用も検討しよう
就労継続支援とは一般就労や就労移行支援を利用したが就職できなかった方が利用できる福祉サービスのことです。
就労継続支援の中でもA型とB型があり、それぞれ内容が変わってきます。
上記の様な福祉サービスを利用できるので、
就労移行支援で2年間が終了し、延長期間も利用しても就職できなかったからといって、焦る必要はありません。
とにかく、不安な事はたくさんあるかと思いますが、都度、支援員の方に相談してサポートしてもらいましょう!
就労継続支援について気になった方、詳しく知りたい方は就労移行支援と継続支援A/B型の違いとは?を是非ご覧いただければと思います。
利用期間がない場合利用期間はリセットできる?再利用は可能?
就労移行支援事業所のサービス利用期間をリセットできるはどうかは市町村によって変わってきます。
リセットが可能な市町村もあればそうでない市町村もあります。
必ずしもリセットできる訳ではないので注意しましょう。
そして、市町村に前もって早めに聞いておくようにしましょう。
期間内で就職を目指そう!
まずは2年間のサービス内で就職を目指しましょう!
ご自分のやりたい事を早く見つける事ができれば、就職に向けて何が必要か?というのがわかってきますので、訓練を積んでいけば就職は近づくでしょう。
そして出来るだけ延長期間の事を考えずに2年間しか利用できないと思って過ごしましょう。
そして延長しない為にも事業所選びから慎重に行い、体調面もしっかり整えて無理のない様、ご自分のペースで通所する様にしましょう。
2年間で就職できなかったら?
就労移行支援のサービスを2年間利用しても就職ができない方はいらっしゃいます。
週に3~5日の頻度で通所しており、体調面も精神面も問題ない方でも就職活動の時点で面接などで落ちてしまい、なかなか就職ができないといった方は多くいらっしゃいます。
面接スキルや、企業が必要としているスキルが足りなくて就職できないといった理由の方が多くいらっしゃいますが、その理由の他にも就職できなかった理由がございます。
体調面や精神面が悪化してしまい、通所している途中で体調を崩してしまい就労移行支援事業所に通所するのが難しくなった方。
通所し始めたころはあまり体調が良好で無い方でも就労移行支援のサポートのお陰で徐々に改善していき、就職するための準備をします。
しかし、2年間しか利用ができないという“焦り”を感じてしまい、無理をして通所日数を週5日などで増やしてしまい、
最初の方は通所出来てても気づかない内にストレスを抱えてしまっていて、ある日突然体調が悪くなってしまうといったケースも多々あります。
志望している業種・職種にこだわって絞り込んでいる。
ご自分の就きたい業種・職種を志望することはとても大事なことです。
やりたい仕事であれば長く働き続けることができるからです。
しかし、就職活動の際に就きたい業種・職種を限定しすぎてしまうと視野が狭くなり求人している企業も少ない中で探さなければならなくなり、見つかり辛くなるといったケースがございます。
利用期間内に就職するには!?就労移行支援を計画的に利用する
まずは、しっかりと利用プランや就職までの計画を立てて就労移行支援事業所を利用するといった考えが必要となります。
期間内に就職できない!といった方には理由は様々ですから、一眼には言えませんが
気をつけるべきポイントはいくつか御座います。
- 自分に合っている就労移行支援を選ぶ
- 就職までの道筋や計画を常に意識する
- 通所日数を増やし働く体力をつける
- 体調管理に気を配る
など、自分の就職目標や特性に合った就労移行支援を選び、常に就職までの道のりを意識し、それでいてしっかりと働ける体力づくりも行う。
これらを意識することで比較的に、利用期間内に就職という目標を達成しやすくなるといえるでしょう。
ただし、体調面や症状によっては一度、退所を検討し「期間を残しておき次に備える」といった判断も必要となります。
ご自身の状況に合わせて、判断を行うようにしましょう。
まとめ
利用期間の2年間は思っているより短いです。
最悪、延長もできますが延長期間を利用したとしても3年間です。
就職をする事は簡単なことでは無いので期間内を無駄にする事なく就職しましょう。
一度就職できたがすぐに辞めてしまうと、短い期間でまた就職活動をしなくてはならないです。
すぐに辞めてしまう事がないよう、しっかりと自分がやりたい職業に就いて働き続ける事が大事なポイントです。
また、就職した職場で長く働けるように「定着支援制度」も上手く活用しましょう。
就労移行の定着支援とは?【サービス内容と定着率の高い事業所をご紹介!】の記事で定着支援についても解説しておりますので、
是非併せてお読みくださいませ。